《仁義なき戦い・日航VS全日空 代理戦争》

Vol.29 2001/10/16

 

よく言われるよね「ネットショップを立ち上げるのはとても簡単、でも問題はプロ モーション。プロモーションの良し悪しによって売上は大きく変わります」。
そうなんだよ、そのとおりなんだよ。 もと店主として実感。プロモーションは重要、スッゴク重要。

そのプロモーションの中で代表的なのがネットモール。
ネットショップ単体じゃあ注目されないけど、ネットショップ同士でネット商店街を作れば注目されやすいってやつだ。 漂流貿易も出店してます、「ネットプライスモール」。 でもなんだか効果が薄い気がする。ちょっと最近元気無いんじゃない?
そんな中、最近俄然注目を集めているのが「アフリエートプログラム」、マイレージ とか言われてるやつだ。

実は今、オレとても悩んでます。
2社のアフリエートプログラムから当店にお誘いがありまして、これがなかなか甲乙つけがたいんです。

1社はサニートレーディング様。
日本航空と三菱商事が折半出資して作ったネットモール、「イーマイルネット」だ。
特徴は何といっても「顧客は商品取引・サービスを受けると(JALのマイルと交換 可能な)ポイント(pマイル)がたまる」ことに尽きる。 漂流貿易で買い物をしてJALのマイルをゲットする。夢のある話じゃないか。 アジアをまたにかけてる漂流貿易にはピッタリのプログラムやね。
日本航空と三菱商事がやってるわけだから何だか安心そうな気もする。 JALのホームページから直接「イーマイルネット」に飛べるのもダイレクトっぽく て魅力的。
そして何より日本航空様の優良顧客様が多数会員になっているのが魅力だ!
反面ネットモールとしては、更新とかもあまり本気でしているようには見られないし、ネットモール自体がやや元気の無い今ごろではモール頼みはイマイチか。
つまり何というのか「日本で最高のネットモールを作ります!店もド〜〜ンとあってお客もバ〜〜ンときてメチャメチャにぎわってるモールにします!」みたいな意気込みは感じられない。
どちらかと言えば「せっかくたくさんのお客様がいらっしゃるのですから、今流行りのモールとかも作ってお客様へのサービスの一つにしたい。」みたいなソフトな意気込みだ。

対してもう1社は「ネットマイル」様。
こちらは渋谷ビットバレーを勝ち残ったネットエイジが社運をかけて乗り出したネッ ト仮想通貨(とホントは呼んではいけないらしい)「ネットマイル」だ。
この会社は大阪まで説明会に行ってきたんだけどズバリ「勢いがある」 全日空と手を組んで「日本一のアフリエートはうちや〜!」みたいな勢いをビンビン に感じてきました。 もちろんANAのポイントに変えることも可能だ。 ホームページを見ればわかるがネットモール頼みになっていない事も好感がもてる。
「オンラインショップマスターズクラブ」(優良ショップの集い)のショップの皆さんで参加されていらっしゃる方が多く、結果も上々なお店が多いことも心が惹かれる。
反面ANAのホームページから直にリンクは張っていないので「日本航空から50 パーセント出資」のイーマイルネットと比べてANAとの関係の温度差は恐い。
「ネットモール頼み」になっていないことは良い事であるが、現在具体的に何をやっているのかわかりにくく、ましてやこれからの展望もイマイチ掴み難いところは良く ない点ではある。 顧客層ってのもイーマイルネットほどハッキリしていない。

さて、どうしたものか。

漂流貿易でお買い物して航空会社のマイルに替えるってのは是非是非やってみたい。
だってカッコイイじゃん。
でも「イーマイルネット」様と「ネットマイル」様を同じページで載せるのはダメら しい。
「JTBに行ったらANAとJALのパンフをならべて置いてるじゃん」と言いたい ところだけど今回はダメって言われたから仕方が無い。
「どちらかに決めなければならない」 弱っちゃうよな。どっちも良い所があるし悪い所もあるのよ。
でも考えてても仕方が無い。 心は千々乱れるがここは決断の時だ。
「ネットマイル」にしよう。 理由はズバリ、全日空だからだ。
関空・デンパ便が廃線になろうが岡山・札幌便と岡山・仙台便が来年春から廃線になろうが(トホホ・・・)、やはり最初に心に決めてANAワイドカードまで作った全日空じゃないか。
憎さ余って可愛さ百倍っていうか、もうほとんどストーカー状態のような気もするがオレは決めた。毒を喰らわば皿までも、もうANAしか見えない。

そんなわけで「ネットマイル」に参加しま〜す。 詳しくはこれからのHPをチェックしてね。

(もと店長ケンゾウ)

 

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