≪店主の撮影同行記(コーディネーターはつらいよ・3) ≫

Vol.16 2001/06/02

んだかんだで入国はゴタゴタしたけど、とりあえずは全員無事に入国完了!

ヤッパ簡単には行かないよな〜、インドネシアの入国って。
出国するときのことも怖いが先のことは考えないでおこう。

とにかく入国に時間はかかったので、とりあえずはみんなの滞在先「アリツクタ」 (ビーズバッグのマサミさんのホテルね)へ直行。

旅の疲れを癒していよいよ翌日から撮影に突入〜!
さて、天気に恵まれた撮影の序盤は、とりあえず手近なところでクタスミニャックから。

な〜〜んだオイ、久しぶりにクタに来たら全然雰囲気が変わってるじゃないの。 クタって言ったらあの強烈な物売りのイメージが激烈に強かったんだけど、おやおやそんな強烈物売りが一人もいない。

事情通のドライバー、サム君に聞いてみましょう。

「おいサム、どうなってんだ。クタの雰囲気が違ってるぞ?」
「アベさんね、ガバメントがね、クタみんな危ないって言うでしょ。だからよその島からきた人、パーミションない人みんな捕まったよ。」
「ジャワとかから来てたのみんな捕まったの?」
「捕まっちゃったね。だからもう昔のクタじゃないよ。」

なるほど、出稼ぎに来て悪さしてた連中はまとめてパクラレたらしい。
それはと〜〜っても良いことなんだけど、ちょっと遅すぎたかもしれない。
というのは、もう1年ぐらい前から「クタはヤバイ、あぶねえしコレと言って見ると こない。」みたいなことみんな言ってた。
そんな噂が絶えないからココ半年くらいで日本人観光客がほとんどいなくなってきてた、その矢先にこのクタ浄化運動。
少なくともニギヤカがとりえだったクタが静かになってる、ってゆーかさびれてる。
テレビのスタッフも「阿部さん、クタって意外と静かなんですね」とか言ってるけど、静かになったんです、ココ最近。
それでもともかくクタっぽいところを探して(レギャンマタハリの辺り)とりあえず は撮影終了。
う〜〜ん、クタはイマイチだったな。

気を取り直して次はジンバランだ。
ジンバランといえばシーフード屋台でしょう。
「ジンバランは高い」とか言われるけど、カルティカ通りの「クタ・シーフードレス トラン」(地球の歩き方に載ってます)なんかに比べると激安といって良い。
まぁ 「クタ・シーフードレストラン」が明らかに高過ぎるわけだがそんなことはいいっこ ナシだ。

ジンバランのシーフード屋台は、屋台とは言ってもけっこう立派なレストランがジンバランのビーチに沿ってダ〜〜〜っとならんでる感じ。
レストランの店長に言わせれば「日本人はまだまだ少ない、欧米人がほとんど」らし いので(本当にそんな感じする)あまり日本人に占領されてないバリを味わいたい人はぜひどうぞ。

ロブスターの価格は行くたびに高騰してるしてる。
なんでも「韓国人が大量に買いつけて韓国に空輸してる」(店長談)らしい。
まぁそれでもロブスターは撮影映えするからとりあえずは撮影的にはオッケーだ。
夕日はすっぽり雲の中で残念だったけど、またまた気を取り直して明日からいよいよ ウブド撮影なのです。

ちょっと番外編。

ついに3日前に「われらロッキー探検隊」オンエアーされました〜!!
やったぜ〜〜!! テロップには「コーディネーター 漂流貿易 阿部憲三」の文字が燦然と!
コリャ翌日から注文殺到間違いナシか〜〜?
村岡さん、忙しくなるけど頑張ってね〜〜〜。

と思って迎えた6月1日。
久しぶりにおまんじゅう(注文ゼロ)でした〜〜。

わっはっは〜〜。 って笑い事じゃないだろ!!
やはり(電脳担当)ノリコ出演で注文ボタンを押しかけていたお客様の手が止まったのか?
それともただ単に偶然なのか?

とにかくこれからも気を引き締めて営業なので〜す。
次回後編放送は6月28日予定、岡山・香川の方はぜひ見てくださいね。

(店長 ケンゾウ)


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