≪店主の撮影同行記(コーディネーターはつらいよ・4) ≫
Vol.17
2001/06/08
クタ・レギャン・ジンバランの撮影は無事終了!
カメラマンの中川さんが「バリの風景はただ撮るだけで絵になりますよ〜」って言っ てたけどホントそうなんだよね。
チョット撮れた映像見させてもらったけどいい感じに撮れてました。
モデルさんの写真集の撮影にバリ島が使われる事が多いけど、やっぱバリの風景って写真映りが良いんだろうね。
でもやっぱりクタよりもレギャンよりも、映像的にはウブドなんかの方がオッケーでしょ。
そんなわけで撮影3日目はウブドへしゅっぱ〜つ!
最近思うんだけどさ、バリって道が良くなってるよね。
特にウブド。
日本人観光客が増えてるニーズを敏感に察知したからなのかなんなのか、道がメチャメチャ良くなってます。
今回はとりあえずはウブドを通過してキンタマーニへ。
お〜〜〜! あのでこぼこ道がスッゲーいい道になってるじゃないか!
2年前にきた時はつづらおりのたいへんな道だったけど、今はまるで日本のスーパー 林道みたいな感じで快適快適。
こんなところでもインドネシア政府のバリ島へ対する意気込みが感じれるってもんだ。
しか〜〜〜〜しっ!!
2年前とあいも変わらずのもんもあったよ、キンタマーニ高地で。
みんな撮影終わって車に帰ってくると、どこからともなく物売りが・・・ こんな所で売ってる物は、大体Tシャツと木彫りの置物と相場が決まってるけど今回のTシャツ売りしつこさにはマイッタ。
最初はおとなしく「5枚でシェンエン(千円)」とか「7枚シェンエン」とか言って たんだけどね。 しまいには「10枚シェンエン!10枚シェンエン!!」って叫びながら(ホントに
叫ぶ)車の中に乗り込んでくる。
そんでもって日本人の鼻先に布をつきつけて「10枚シェンエン!!」の連呼。
いくら「お願いだから、もういらないから」って言っても効き目ゼロ。 目が血走ったまま「10枚シェンエン!!!」
チョット度を過ぎてるので(モデルの子なんかかなり怖がってた、そりゃ怖いわな)車から追い出しても窓に顔を押し付けて「10枚シェンエ〜〜ン!」
あの〜〜、物を売りたい熱意はわかるけどさ。
ちょっとあの〜〜、なんて言うのか、ひどすぎるわ。
あれが彼らの生きる手段なんだろうけど観光客あっての彼らの生活のはず。 チョット考え方改めた方が良いと思います。
気分を変えてウブドに到着〜。
クタじゃ日本人がいなくなったけどウブドに来たらもうココは日本じゃないのかっていうぐらい日本人がいるわ。
なんか「クレア」とか「フィガロ」とか読んで雑貨買いに来てるみたいな人がたくさん歩いてるぞ。
なんてったってウブドのモンキーフォレスト通りっていえば個性的な雑貨屋さん揃 い。
心なしか撮影隊も買物したそうにソワソワしてる。
みなさ〜〜ん、お買い物は撮影が終わってからにしましょうね〜。
そしていよいよ!当店電脳担当のノリコさんが出演する番だ!
ナゼ店主が出ないかですって? ふふふふふ、それはですね、店主が出ると画面の雰囲気がぶち壊しになりそうでス トップがかかったですよふふふふふ・・。
(ホントはちょっとショック受けてる、 グッスン・・)
場所はウブドの市場(パサール)、もう雑貨屋があっちこっちにひしめいてる名所です。
ホントは最近は産地に買いに行ってるのでパサールじゃ買付けはほとんどしてないんだけど、ここはやっぱり演出ってもんで賑やかなパサールで撮影に決定!
最初はカッチンコッチンに緊張してたノリコさんも、藤本さん(タレントの人ね)の絶妙なサポートでなんとか「買付けのプロの阿部さん」ってキャラで撮影終了。
撮る前は緊張してたけど撮ってしまえばあっという間、貴重な経験でございました。
さて、いよいよ明日は大詰め、トゥガナン村の撮影なんだな。
(店長 ケンゾウ)
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