≪BALIバリっ子純情編≫
Vol.8
2001/03/27
漂流貿易テレビへ!!って話ありましたよね、テレビで特集が組まれるっていう・・・
あの話し結局1ヶ月遅れました。
なんでもインドネシア国内で撮影するにはインドネシア国の撮影許可が必要だそうです。
この許可は製作会社の「ウィザード」さんが取られているのですがやはり時間はかかるみたいですね。
ここがインドネシアだと
「オー!僕のお兄さんがガバメントの一番トップね〜、お金ちょっとだけで撮影許可簡単に取れるよ〜、ボクあなたの友達よ〜、ウソじゃない よ〜」
と、有象無象がワラワラと言い寄ってくるところですがここは日本、おとなし く撮影許可がおりるのを待ちましょう。
それはともかく、バリに行けば行ったで各村(バンジャール)で許可を取らないといけません。
撮影なんて大仰な事する場合には村の偉い人のお伺いを立てなければいけないわけです。
大体の場合、村に寄付を収める事で問題無いわけですが、それを忘れてしまった場合 !頭に血が昇ったら何をしでかすかわからないバリッ子達がハジケてしまうわけですね。
実際、バリッ子怒らすと怖いですよ。
当店電脳担当のノリコさんがヌサドゥアにある某ホテルで日本人マネージメントスタッフをやってた時のこと。
オゴオゴって言う祭りの日にホテルが村に寄付をしていなかったから大変! 若い衆がホテルの敷地内にのりこんできて設備を壊して大暴れしてました。
もうホントに目がイッちゃってて「うちの村バカにすると火ぃ〜つけるよ〜」って感 じ、こわい〜〜!
話し合いのあいだには、村の人がホテルの前で円陣を作って自然発生的にケチャが始 まってました。
「オーッ、オーッ、オーッ、チャチャッチャチャ、チャ!チャ!チャ!」って大合 唱、それはもう迫力でありましたです。
結局交渉は、村に寄付を払う事とのりこんで来た村の人に一人一本アクアをプレゼントする事で収まりました(なんじゃそりゃ)。
他にもバリッ子達が熱くなるのはホテルのスト(デモンストレーション)!
もう採用時の契約なんて関係無し。
ホテルにいっぱい客がきてると「ホテルにお客たくさんね〜、マネージャーいっぱいお金取ってるよ!許せないよ!それボクタチのお金よ(?)!」となってしまって無期限スト突入。
理屈なんてないから労使交渉は長引きまくり。
バリッ子達を熱くしちゃダメです。
まだまだ撮影は始まってないけどちょっとヒヤヒヤの撮影隊なのです。
ところでテレビといえば2日前のTBSのニュース見てたら「愛犬家に死刑判決 !」って言ってたけど、それを言うなら「愛犬家殺人事件犯人に死刑判決!」じゃな
いのかな?
「愛犬家に死刑判決!」だと全国の愛犬家はビクビクか?
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