≪古物商免許完結編≫
Vol.7
2001/03/18
古物商免許が取れました。
トップページに書いている通り古物商許可証が取れました〜。 ヤッタ〜!!
ってお金払えば大概の人は取れるんだけどね。
電話で警察に呼び出されて行ってみると・・・
お〜〜、出来てる出来てる古物許可証が。
ペラペラのビニール製ケースの内側にほんの3ページ。これで19,000円。
うち のAF−02バッグ2つとほぼ同じ値段。
なんだか納得出来ないような気がするんだけどな〜〜。
無いと商売にならないんだから 仕方ない。
窓口の人にお礼を言って立ち去ろうとすると、
「あ、漂流貿易さん!?」
ドキッ!
車乗ってる時なんか特にそうだが警察に止められることほど心臓に悪い事は無い。
恐る恐る振り返ると、
「営業所に張っていただく古物商許可証のプレートはお作りですか?」
「作っていませんそんな物。っていうかどんなものか知らないんですけど・・・」
「各営業所で張り出す事が義務付けられています、こちらでお作りしましょうか?」
「 良くわかんないけど作らんといかんのんならお願いします。」
「別料金で2,000円になります」
まだ取るんか〜〜〜〜〜い!!
恐るべし警察のタケノコ剥ぎ!
この調子だと次回プレートを取りに行ったら
「あ、漂流貿易さん、ブラを取ったら別料金で5,000円になります」
とか言われそうだ。(言われん言われん)
とにかくこれで大手を振ってアンティークバティックやアンティークのジャティー製品を売れるわけです。
あとは買い付ける私がダマされないようにするだけ。
実はココが一番大事!
バリで買付けしてるとこっちの目利きがへたくそだとなんでも最高級品にされて売りつけられる。
バティックを例に説明しましょう。
気に入ったバティックを見つけて素材を訊ねると・・・
「コレ、シルクよ〜本物よ〜」
いつ頃作ったもの?と訊くと・・・
「アンティークよ〜30年前の本物よ〜」
プリント?と訊くと・・・
「違うよ〜本物のハンドペインティングよ〜最高よ〜(プリントがずれててもお構いなし)」
となる。もちろんどれも高く売りたいためのウソ。
ではどうしたらこんな贋物を掴まされないで済むかと言えば、答えはたった1つ。
「買い付ける人間が商品知識をつける」これだけ。
商人のモラールなんて全くナシ、ダマすやつよりダマされるやつの方が悪いバリでは 買う側の知識が全てなのです。
実は私バティックが大好きなのですが現在漂流貿易のラインナップにバティックないです。
その訳は「特に騙しの多いバティックの信頼出来る買いつけ先が見つけられなかった事と買いつける私の目がまだ不充分だった事」。
もし万が一でも当店で買っていただいたお客様に贋物を売る事だけは避けたかったの です。
でも次回の買付けでは入荷予定ですのでバティックファンの方はしばらくお待ちくださいね。
次へ進む
前へ戻る
店長の航海日誌-INDEX-
へ戻る
|