≪古物商免許編3≫

Vol.5 2001/03/11

転車を押して法務局の扉をくぐると・・

お〜スゴイ人だ、省と局じゃあ全然雰囲気が違うぞ。
警察署で同じ窓口だったホストの方とも違う、なんだかサラリーマンやOLの皆さんが多く感じる。

建物の中に入ってみるとなんだか薄暗いし案内の人もいない。市役所なんかと比べる と「素人さんお断り」って感じだ。
仕方ないから壁にかかってる各階の案内を調べてみると・・・
う〜〜ん、どうやら3階らしい。

これまた薄暗い階段を上っていくと・・・

おや?人がいない。
さっき駐車場でごった返 してたサラリーマンさんはどこへ消えたんだ?
まぁいいや、人が少なければ手続きも早く終わるだろうしな。
めぼしをつけた窓口へ行ってみると、いるいる職員さんが5人も。 なんだかやる事も なさげに話しこんでる。
暇そうだな〜〜ここはバリか?
もしかして「エキスプレスで済ませるなら(早く処理して欲しければ)10万ルピア払え」なんて言われるんじゃないか?
それで賄賂を断ったらわざとに処理を遅れさせ られて何回も通わさせらりたりしないだろうな?
小心者の店主としてはビビッちゃい ます。(ウソ)

「すみませ〜〜ん、成年被後見人・被保佐人に該当しない旨の証明書が欲しいんですけど〜〜」
なにぶん初めての経験なので腰を低〜くして訊ねてみると、
「あ、はい、成年被後見人・被保佐人に該当しない旨の証明書ですね、初めての方で すか?それでしたらこの用紙に・・・・」
スッゴイ親切だ。
「あんたこういう事はね〜司法書士さんとかにちゃんと頼んでもらわないと困る よ〜」
こんな対応もありえるかな?と思ってただけにビックリ。 今はお役所の対応が本当に良くなってるよね、もう「お役所仕事」とは言えません。

申請書を貰って(東京に自分で送らないといけない)あとは手数料を払うと終わり。
「印紙は2階の売店で買ってください」
ハイわかりました。
で、2階に降りてみると・・・

おおぅ!スゴイ人の数だ。
皆さんコッチの階に来てたのね。
やってる事は土地関係らしい。地番を調べてたり路線価格を調べたりしている。
携帯電話で外部と連絡取りながら「あ〜、そこの角の土地ですわ」とか話してる。
う〜〜ん、なにやら怪しげな匂いがプンプンするぜ。
そういえば「ナニワ金融道」でこんな感じのシーンがあったような気が・・・
そう思うとこのフロアーにいる人みんなが地面師に見えるから不思議だ。(考えすぎ)
足早に売店で印紙を買って張りつけたら処理は終了!
あとは申請書をポストに入れて終わり。

これで古物商免許に一歩近づいたのです。

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