≪バリに行きたしヒマはなし〜 ≫

Vol.20 2001/07/09

いわ〜〜にっぽん。

37度・・・・ バリ人が暑さで倒れそうな気温だよな。
こんな時こそ行きたいです、バリ。

いやホントにそろそろ買い付けに行かんといかんのですけどね、ちょっと漂流貿易以外の事でバタバタしとって行くにいけんです。
何が忙しいかはまだヒ・ミ・ツ。
とにかくあと1ヶ月ぐらいは渡バリは無理。
う〜〜む困った。

でもあれだよね、行けないと思えば余計行きたくなるよね、バリ島。
早く行ってウブドでバリスの稽古を再開したいよね(ウソ)。
本当はなんにも考えずにビンタンビール飲んで遊び狂いたいです。

クタって最近元気ないし危険なところは危険なんだけどさ、楽しいところは日本で味わえない楽しいんだよね〜。
「バリに生きる」で出てもらってるマサさんなんかがよく行ってる「ナガサリ」って クラブなんて最高〜。
2階に飾ってる「すし」の垂れ幕は僕と音声・西野君が書きまし た〜。

ついでに言えばディスコはかなりかなりおもろい店が多い。

たとえば「66(ダブルシックス)」。

店に客が集まってくるのは夜の1時ごろか ら。
すごいよな、ふつう閉店時間だよな1時って。
そこから盛り上がること盛り上がること、だいたい朝の5時ごろまで。

「ちょっとハッパがキマリ過ぎてんじゃないですか?」って感じのオージーが奇妙な足どりで徘徊してるけど、気にしない気にしない。
お目当てはひときわ目立つお立ち台の上で踊り狂ってるホモセクシャルな方だ!

バリのホモセクシャルな方はマッチョになったフレディーマーキュリー的ないわゆるハードゲイ系の皆さんよりも、どちらかと言えば広瀬光治さん入ってるソフトゲイ (?)なみなさんが多い。
そんなゲイ達者なみなさんがお立ち台の上で妖しいダンスバトルの激アツ火花を散ら せまくるのだから面白くないわけがないだろう。

「電気グルーヴ」の他だとかなりコアなみなさんのムーヴメントになっているテクノミュジックが、どっこいバリは現役バリバリ。
ゲイ能人の魅惑の腰つきにはテクノがピッタリマッチするのか?
さらにピタピタレザーパンツにラメ入りTシャツ、足元は靴先の尖ったエナメル シューズ(ってバリのどこで売ってんだよ、そんな靴!)の絶妙・微妙なファッショ ンセンスは、バリならずともぜひ取り入れてみたい衝動にかられまくること請け合いだ !

って本気でいってんのか?オレ。

宴もたけなわになってくるとホールの隅っこではゲイなダンサーと大柄な白人男性 (のことが多い)が怪しげな値段交渉に夢中。

そんなこんなで「66」に2時間も浸ってればアジアの毒熱風に脳幹までトロケさせられること間違いなし!

「もう普通のバリじゃ満足できない!」そんなあなたは「66」ぜひどうぞ。

(店長 ケンゾウ)


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